【有馬記念】ルメール「超スローペースになった」レース後ジョッキーコメント
12月22日、中山競馬場で行われた暮れのグランプリ・有馬記念(G1・芝2500m)は、3歳牝馬のレガレイラ(牝3・美浦・木村哲也)が、1960年スターロツチ以来、64年ぶりの3歳牝馬Vを成し遂げた。1番人気のアーバンシック(牡3・美浦・武井亮)は、直線伸びきれずに6着まで。またファン投票1位のドウデュースは出走取消となっている。 【動画】64年ぶり3歳牝馬V!レガレイラが接戦を制する…有馬記念 有馬記念、レース後ジョッキーコメント 1着 レガレイラ 戸崎圭太騎手 「たくさんの声援、ほんとに寒い中ありがとうございます。嬉しく思います。もう本当にレガレイラに感謝したいと思います。スタートが鍵だなと思ってたんですけど、少し遅れた感じもありましたが、その後の二の脚も良くて、スムーズなポジション、リズムで道中走ることができました。反応もあったんですけども、接戦ということで、気持ちで負けないようにと思って追ってました。(ゴール盤抜けた瞬間の勝ちは)全くわからなかったです。(勝ちが決まった時は)本当に心の底から嬉しさ込み上げてきて、乗せていただいたオーナーさんとかスタッフに感謝したいと思います。(有馬記念は10年ぶりの勝利ですが)ちょっと長い年月過ぎましたけども、またこうやって勝ててとても嬉しく思いますし、さらにまた頑張りたいなと思ってます。本日はこの風が強い寒い中お越しいただきましてありがとうございます。3歳牝馬で有馬記念勝ったということで、今後が本当ますます楽しみになったと思います。あと1日競馬はありますけども、また応援していただきたいと思います。本日はどうもありがとうございました」 2着 シャフリヤール C.デムーロ騎手 「道中はリラックスしてリズム良く走れましたが、最後の100mのところで苦しくてもたれました。自分が乗った中でもトップレベルの良い状態だったと思います」
超スローペースを演出したダノンデサイル
3着 ダノンデサイル 横山典弘騎手 「現状でも良く頑張って走ってくれました」 4着 ベラジオオペラ 横山和生騎手 「考えていた通りの流れでした。状態もバッチリで力は出し切れました。ただ、2500mは気持ち長いかもしれません」 5着 ジャスティンパレス 坂井瑠星騎手 「状態は良さそうでした。ゲートも上手く出せましたがペースが遅くて動けるポジションが取れませんでした。最後は脚を使ってくれています」 6着 アーバンシック C.ルメール騎手 「超スローペースになってしまいました。勝ち馬の後ろにいれましたが、みんな加速していくような感じでした。ペースが流れていたら良い結果を出せたと思います。まだ3歳なので来年が楽しみです」 レース結果、詳細は下記のとおり。 12月22日、中山11Rで行われた第69回有馬記念(3歳上オープン・G1・芝2500m・1着賞金=5億円)は、戸崎圭太騎乗の5番人気、レガレイラ(牝3・美浦・木村哲也)が勝利した。ハナ差の2着に10番人気のシャフリヤール(牡6・栗東・藤原英昭)、3着に2番人気のダノンデサイル(牡3・栗東・安田翔伍)が入った。勝ちタイムは2:31.8(良)。 1番人気でC.ルメール騎乗、アーバンシック(牡3・美浦・武井亮)は6着、3番人気で横山和生騎乗、ベラジオオペラ(牡4・栗東・上村洋行)は4着敗退。