「言葉で褒められるよりうれしい」 フランス人が言葉にならないおいしさを仕草で表現 初めての日本で感激した日本食とは
海外でも人気の寿司。訪日外国人が“本場”の寿司を食べ、感激することは少なくありません。外国人観光客においしい日本食を紹介するYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。運営者のDaisukeさんは、初めて日本を訪れたフランス人3人を、本格的な寿司店へ連れていきました。3人は、母国で食べていた寿司とのレベルの違いに驚きの連続だったようです。 【画像】「アメージング」「最高すぎる」 フランス人が絶賛した寿司ネタ 実際の様子 ◇ ◇ ◇
「嘘でしょ!?」「高級すぎて、食べたことがないよ(笑)」
今回、Daisukeさんが出演をお願いしたのは、フランス人のクエンティンさん、ケミーさん、メアリーさんです。友達同士の3人は現在、いろいろな国の文化を知りたいと、休暇を取ってオーストラリアの農場で働いているそう。ヨーロッパと違う日本の文化にも興味が強く、日本に来るのがずっと夢だったと話します。 3人はフランスで、寿司やラーメン、天ぷら、トンカツなどの日本食をよく食べていたといいます。それだけに、初めて“本場”の寿司を味わえることに、期待が高まっているようです。 まずは、秋らしく紅葉の葉があしらわれた漬けの卵黄、イカの刺身、イクラとキャビアの前菜が登場。Daisukeさんから食材の説明を受けると、メアリーさんは「嘘でしょ!?」と驚きの声を上げました。そして、クエンティンさんが「キャビアは高級すぎて、食べたことがないよ(笑)」と言い、3人はキャビアを前に大はしゃぎ。イクラも「フランスではクリスマスに食べるのよ!」と特別な日の食材だそうで、さっそく贅沢な気分を味わいます。
「日本料理は世界で一番ってみんなが思っているのよ」
キンメダイやエビ、サワラ、ブリなど、さまざまな握り寿司を楽しむ3人。メアリーさんは「日本料理は世界で一番ってみんなが思っているのよ」としみじみ語ります。クエンティンさんも「正直、度肝を抜かれたよ……」と絶賛。ケミーさんも「すべての寿司に感激よね!(笑)」とうなずきます。 なかでも3人が感激したのはマグロです。まずは赤身を食べると、クエンティンは「ヤバッ! めっちゃうまいよ。最高すぎる」と興奮。ケミーさんは「ほかの魚より少し甘みもあるよね」と繊細な違いを指摘します。メアリーさんは、口に入れると顔の横で両手を振っておいしさを表現し、「アメージング」と笑いました。 続く中トロでは、クエンティンさんとケミーさんが「本当にすごい!」「私も中トロ派!」と言います。メアリーさんも「口の中でクリームのように溶けていくわ!!」と、とろける味わいに感動しました。 大トロを食べると、3人はしばし無言に。メアリーさんは、中トロ以上の口どけにため息をつき、ケミーさんが「大トロが好きすぎるわ!」と笑みをこぼしました。クエンティンさんも「僕も! 大トロが一番好きだよ!」と目を輝かせます。 「こんなに多くの種類の魚に驚いたし、素敵な経験」と言うクエンティンさんにうなずき、メアリーさんは「フランスだと、マグロとサーモンくらいしか魚は食べないから」と説明。ケミーさんも「しかもマグロも1種類の部位だけ」と、日本とフランスでは魚を食べる文化に大きな違いがあると実感したようです。 日本の寿司を心から楽しんでいた3人の様子に、コメント欄には「みんなおいしそうに食べていて、こっちまで幸せ」「3人とも輝くような笑顔で楽しんでる様子が伝わってきます!」などの声が。 また、何度も手を振っていたメアリーさんに対して、「口に食べ物が入ったままでも、おいしさを表現できる。フランスではよく見るらしいので、頻繁に出ているということは、本当においしかったってことですね」「フランスの方が手を振る仕草をするのは、言葉で褒められるよりうれしいですね」といった声も寄せられています。
Hint-Pot編集部