【フィギュア】坂本花織が世界選手権65年ぶりの4連覇へ「日本はこれだけ強いと見せられたら」
フィギュアスケート女子で来年3月の世界選手権(米ボストン)代表に内定した坂本花織(24=シスメックス)が23日、大阪・東和薬品RACTABドームで代表会見に出席し、65年ぶりの4連覇がかかる大舞台へ決意を示した。 【写真】坂本花織に声をかける鍵山優真 22日まで行われた全日本選手権では史上9人目の4連覇を達成した。制覇で代表入りは決まっていたが、関係者から出場を知らされた際は「普通に泣きました」と告白。「代表に選ばれて率直にうれしい。オリンピックの枠が決まるので精いっぱい演技したい」とうなずいた。 20日に条件付きでロシア勢が26年冬季五輪予選に参加できる決定が発表されたことに自ら言及。「世界選手権では最近ロシアが帰ってくるニュースも見たので、できることを精いっぱいやって、日本はこれだけ強いと見せられたら。少しでも底上げしていけたら」と、さらなるスキルアップを誓った。 26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪(オリンピック)へは団体メダル、個人金メダルを目標に掲げ「ここから1試合1試合が大事になってくるので、大事にして頑張っていけたら」と気を引き締めていた。