【岩手県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「滝観洞」天の岩戸を彷彿とさせる神秘空間
◆龍泉洞
「龍泉洞」は、山口県美祢市の「秋芳洞」、高知県香美市の「龍河洞」と並ぶ、「日本三大鍾乳洞」のひとつ。一つの洞内に5種類のコウモリが数多く生息している日本でも珍しい場所で、コウモリとともに国の天然記念物に指定されている。 8つの地底湖のうち3つが公開されており、透明度の高い湖と芸術品のような鍾乳石が青い光に包まれた光景は神秘的。 洞内は年中気温が10℃前後なので、夏場でも上着は必須だ。冷涼な洞窟の中で美しい青の世界を楽しもう。 龍泉洞(りゅうせんどう) 所在地 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
◆平庭高原の白樺
「平庭高原」は、平庭岳の中腹の標高800メートルの位置にある広大な場所。岩手県立自然公園に指定されており、季節ごとに豊かな自然景観を見せてくれる。 夏は緑の葉を茂らせた白樺が美しく、国道281号線の両側を約4キロメートルにもわたり林立する景色は圧倒的。総面積370ヘクタールに約31万本が立ち並び、日本一の白樺美林と評されている。 白樺に囲まれた道をドライブするのもいいけれど、夏はトレッキングもおすすめだ。平庭岳から遠別岳までは登山道が整備されているので、縦走トレッキングも楽しめる。 平庭高原の白樺(ひらにわこうげんのしらかば) 所在地 岩手県久慈市山形町
◆荒川高原
遠野三山のひとつ、早池峰山の南麓に広がる「荒川高原」は、標高約700~1,000メートル、広さ約2,500ヘクタールの広大な高原。 毎年夏になると多くの馬が放牧され、なだらかな斜面で牧草を食み、気ままに走る姿を眺めることができる。 遠野市街から車で約40分の場所にあり、ドライブコースとしても馬の撮影スポットとしても人気となっている。 生産者や農家が放牧した馬と緑の美しい高原風景は、馬産地「遠野」ならではの夏の景色だ。 ※牧場内は立ち入り禁止 荒川高原(あらかわこうげん) 所在地 岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛