ソフトバンクの捕手〝流出〟は7年ぶり、城島健司ら甲斐拓也で4人目 正捕手移籍ダメージは未知数
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也捕手(32)が巨人に移籍する意思を固めたことが16日、分かった。FAでソフトバンクから他球団に移籍するのは石川柊太に続き今オフ2人目。捕手では2017年オフに日本ハムへ移籍した鶴岡慎也以来、4人目となった。 ■「あの小さかった真凜ちゃんが…」秋山幸二さん長女が花嫁姿【写真】 最初の捕手〝流出〟は05年オフの城島健司だ。メジャー挑戦のためFA権を行使し、マリナーズへ移籍。同年は107試合に先発出場し、打率3割9厘、24本塁打をマークするなど、攻守両面でチームを引っ張った不動の正捕手移籍の影響は大きく、翌06年は3位に終わった。 同年は城島に代わる捕手として山崎勝己がチーム1位の87試合、的場直樹が48試合で先発マスクをかぶるなど併用する形をとった。その後、09年の田上秀則が115試合に先発出場したが、複数捕手の併用が長年続き、100試合以上先発した捕手は17年の甲斐まで現れなかった。 2度目は13年オフに、42試合に先発出場した山崎勝己が出場機会を求め、オリックスに移籍。17年オフには鶴岡が古巣へ戻る決断を下した。 甲斐は17年から正捕手として君臨し、4度の日本一を経験。今季も119試合出場した正捕手の移籍するケースは城島以来となるが、リーグ優勝を果たしたチームに甲斐流出が与える影響は未知数だ。 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社