秋田にも冬将軍がやってきた…内陸で雪降る そして海は季節ハタハタ待ち遠しく
秋田朝日放送
発達する低気圧の影響で県内は荒れた天気となりました。しけで冬の風物詩ハタハタの漁に出られない漁港もありますが、男鹿市ではハタハタの豊漁を願い神事が行われました。 にかほ市では12月の観測史上最大となる31.2メートル、秋田市では29.7メートルの最大瞬間風速が観測されました。日本海にある低気圧が発達しながら北日本を通過し県内は荒れた天気となりました。 山沿いの地域では雪やみぞれとなり大館市では雪景色となりました。JR東日本秋田支社によりますと強風の影響で羽越線と五能線が運休や区間運休となっています。県内ではあす未明にかけ雪を伴った強い風に注意が必要です。 冬将軍の到来に「ハタハタ」の水揚げも…と期待が高まりますが、港にその姿はありませんでした。県漁協組合によりますと、しけの影響で船川港では4日前から漁に出られていないといいます。 そんな中、12月6日は「ハタハタの日」です。男鹿市では商工会や観光教会や担当者などが参列し神事が執り行われました。 県内の沿岸で初漁を迎えることが多い6日を2008年に「ハタハタの日」と定め、豊漁と関連産業も含めた商売繁盛を祈願しています。 「ハタハタの日」にあわせあすから15日まで飲食店や宿泊施設を利用した人を対象にしたキャンペーンも行われます。 馴染み深かった「ハタハタ」はもはや高級魚に… 7日は冬型が強まります。冬の味覚「ハタハタ」が沿岸に訪れるのを待つばかりです。
秋田朝日放送