SonicWall、「Cloud Secure Edge」の日本リージョンでPOPを開設
SonicWallは11月14日、セキュリティーサービスエッジ(SSE)ソリューション「Cloud Secure Edge(旧称:Banyan Security)」の日本リージョンにおけるPOP(Point of Presence)の利用が可能になったことを発表した。今回のCloud Secure Edgeインフラストラクチャーの拡張は、日本でのサービス提供体制を強化するとともに、日本企業に対して強靭なセキュリティーサービスを提供するというコミットメントを示すものとなる。 同社は、デバイス中心のセキュリティーサービスエッジ(SSE)プラットフォームの原則に基づいて構築された「Banyan Security Platform」を提供するBanyan Securityを今年1月に買収し、業界をリードするゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)ソリューションSonicWall Cloud Secure Edgeとして提供を開始した。 Cloud Secure Edgeは、導入しやすいセキュリティーサービスエッジ(SSE)ソリューションで、従業員があらゆるデバイスからあらゆるリソースに安全にアクセスできるようにする。ネットワークの場所に関係なく、すべての従業員と第三者に、プライベートリソースとインターネットリソースへのシンプルで安全なゼロトラストアクセスを提供。これを実現するために、リモートアクセスVPN、ウェブプロキシ、ファイアウォールなど、従来の複数のネットワークアプライアンスの機能を統合したクラウド配信ソリューションに統合し、従業員全体のセキュリティー体制とユーザーエクスペリエンスを向上させる。 大手ベンダーが大企業向けの複雑なSSEソリューションを提供している一方で、Cloud Secure Edgeは、MSPとその中規模市場およびSMB顧客に最適なシンプルでスケーラブルなZTNAソリューションを提供することで、中小企業が抱えるギャップを埋めている。同製品は、既存のリモートアクセスソリューションに追加され、SonicWallはクラウドへの移行のどの段階であっても、あらゆる企業を支援できるようになる。