【Numbers to know】DIGIDAY編(9/26~10/2): ワシントンポスト の人員削減、ほか
「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(9月26日(木)~10月2日(水))注目した数字をご紹介します。今回はメディア業界についてです。 13%増
Google Discover経由のアクセスが700メディアで増加
チャートビート(Chartbeat)の調査によると、2023年1月以降、700の米国ニュースサイトでGoogle Discoverからの平均参照トラフィックが13%増加した。ユーザーはGoogleアプリやGoogle Chromeで新しいタブを開いた際にDiscoverを利用しており、GoogleはDiscoverの配置場所についても試行を続けている(niemanlab.org)。 54人
持続可能なビジネスへ、ワシントンポストが人員削減
ワシントンポストは、出版ソフトウェアを手がけるアークXP部門の従業員25%にあたる54人を解雇した。これは「製品ビジョンの洗練」と呼ぶ取り組みの一環であり、持続可能な事業を目指すための苦渋の決断だという。同社は約1年前にも240人の人員削減を行った(wsj.com)。 1万人
新興メディアのヴァイスが紙媒体復活。1万人の有料購読者獲得を目指す
デジタルメディア企業ヴァイス(Vice)は、2023年5月の破産申請後の再生策の一環として、2019年以来休刊していた雑誌「ヴァイス」の紙媒体を再発行するとともに、初の定期購読プランを導入した。ヴァイス創刊30周年に合わせてスタートし、2025年第1四半期までに1万人の有料購読者を目指す。読者からの収益を重視する新たなビジネスモデルを取り入れた。定期購読プランには、月額10ドルで印刷版と独占デジタルコンテンツを含むプランと、月額4ドルでデジタルコンテンツのみのプランがある(adweek.com)。 [] 編集/坂本凪沙
編集部