元読売ジャイアンツ・篠塚和典、“未練たらたら”で手放した愛車『BMW 320i』
元プロ野球選手として、読売ジャイアンツで活躍した篠塚和典さん(66)が、現役時代に手放してしまったという愛車『BMW 320i』や『トヨタ クラウン』、『ホンダ NSX』が登場。未練があったという愛車とともに、現役時代やコーチ時代の思い出を振り返りました。 【画像】元読売ジャイアンツ・篠塚和典、先輩に憧れた車『シボレー カマロ』 「モチベーションを上げてくれる」 篠塚さんは、ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団後、芸術的な打撃と華麗な守備で活躍、8度のリーグ優勝と3度の日本一を経験。引退後は、日本代表の打撃コーチとしてチームを支えました。
■土井正三コーチに怒られた車「ハンドル、こんな重かったか」
篠塚さんが、“土井正三コーチに怒られたため手放した車”は、巨人軍の寮生活をしていた22歳で購入したという『BMW 320i』。撮影の際は、同様のエンジンでもある『BMW 318i』が登場。BMWのヒット作・2002系の後継モデルとして、1975年に登場した3シリーズ。大型車の持つパワーと最新の安全性能、小型車の持つ軽快な取り回しなど、両極端のメリットを調和させた高性能コンパクトカーとして誕生しました。ボンネットは、逆に開く逆アリゲーター式ボンネットで、当時の新車販売価格は448万円だったといいます。 当時、コーチから「まだ1軍にも定着してないのに、外車はやめとけ」と言われ、1年もたたずに手放してしまい“未練たらたら”だったという篠塚さん。『BMW 318i』を試乗し「ハンドル、こんな重かったか」と車の感覚を思い出しながら、「やっぱ、土井さんを思い出す」と当時を振り返りました。
■早く持ちすぎた車「この年じゃちょっと早いな」
次に登場したのは、篠塚さんが“早く持ちすぎた車”だったという『トヨタ クラウン』。直線を基調に品格と重厚感を強調した保守的なデザインで、最上級グレードの『ロイヤルサルーン』はVIPルームをイメージしたゆとりの空間に、光沢のあるモケット生地のシートで応接間のソファのような豪華さを演出。フルオートマチックのエアコンが標準装備、前席はベンチシート、後部座席にエアコンのスイッチ類が装備されていて、性能・乗り心地全てにおいて高級車の理想をつめた1台だということです。 23歳で『トヨタ クラウン ロイヤルサルーン』を購入したという篠塚さん。購入理由は、当時のタクシーがこの車だったことから、乗った時に感動し「静かだった」こともあり即決だったといいます。篠塚さんが当時乗っていたのは、後期型のピラードハードトップ。今回登場したのは前期型セダンですが、久しぶりに運転し「懐かしい」と笑顔を見せました。