素敵な花束を贈るなら? おしゃれな人が通うフラワーショップ8選
SORCERY DRESSING ephemeral
東京都渋谷区恵比寿西1-31-13 03-6455-3489 営)11:00~19:00 休)月 Instagram: @sorcerydressing
トーンを落とした"大人のカラフル"を見つけに。
ヴェイン "葉脈"を意味するヴェイン。この店は、それぞれ独自の形を持つ葉脈のように、個性のあるカラフルな花々を揃える。色数が多いのに不思議とまとまって見えるのは、彩度の低い色の花で統一しているからだろう。落ち着いたトーンのものを意識して仕入れ、色の種類も常に満遍なく揃うよう心がけている。"北欧の夏至祭"をテーマに作られた今回のブーケは、特別大きな主役は据えずに、ガーベラやヘリオプシスと、可憐な野花をぎゅっと束ねたチャーミングな出で立ち。フランスのJonquilの花瓶など、ヨーロッパ好きの店主が選ぶ雑貨も見逃せない。
"好き"を貫き、ルールのない花選びを楽しむ。
ラブレター かつて中野駅前に8カ月間限定店舗としてあった花屋さんが2020年、新中野に満を持して正式オープン。日中はラブレターとして、夜は夫が営む中華料理店、湯気として、同じ空間をシェアしている。フローリストのmemeが仕入れる花は、よく見ると毒っ気があるサラセニアなど、個性派揃い。種類や色のバランスを取ることよりも、彼女の"好き"が優先され、そのセンスを求めて遠方から足を運ぶ人も多い。今回のブーケも3色のオンシジウムのみ、という潔さ! ラブレターが閉店しても、湯気営業中であればサービスブーケを買うことができる。
LOVELETTER
東京都中野区本町4-5-18 1F 営)13:00~20:00 休)インスタグラムで要確認 @loveletter_meme @loveletter_stores
個性的な花々を調和させる、巧みな色彩バランス。
ホール 夫から贈られた花束をきっかけに花に目覚め、フローリストになったというオーナーの綱川禎子。夫が経営する美容室の隣に構えた、丸窓が印象的な小さな店には、陶器やガラスなどの花器に入った可憐な草花がずらり。珍しい花材も多く、遊び心を感じるセレクトだ。ピンクとイエローの爽やかなムードにチョコレートコスモスでダークなアクセントをちりばめ、シックにまとめたこのブーケは、ラッピングのカラーコーディネートまで抜かりがない。その色彩センスとバランス感は、彼女がかつてアパレル業界でディスプレイを手がけていたからこそだろう。