素敵な花束を贈るなら? おしゃれな人が通うフラワーショップ8選
花を飾る、贈る習慣をもっとセンスアップしたいなら――。モード界御用達の旬な花屋8軒に、8,800円でブーケを依頼。あなたの好みは? 【写真】お花の飾り方、教えます!連載「花のある週末」をチェック
ありのままで美しい、自由な姿の草花を束ねて。
ザ リトルショップ オブ フラワーズ 神宮前で11年間愛され続けたザ リトル ショップ オブ フラワーズが、7月7日に祐天寺に移転オープン。コロナ禍に花市場から思うように仕入れられなくなり、農家や山採り師から直接草花の買い付けを始めた同店。オーナーの壱岐ゆかりは、これを機に栽培される洋花の美しさと自由気ままに育つ和花や山野草の持つ美しさの違いを知り、両者の素晴らしさを実感。幅広い種類の草花を扱う、"選べる花屋"を目指したいと思うように。今回のブーケもオリエンタルリリーのゼバを中心に、山採りのツツジなど素朴な草花がいい塩梅で添えられている。
The Little Shop of Flowers
東京都目黒区祐天寺1-22-7 babajiji house内 03-6452-3723 営)インスタグラムで要確認 休)水、木 @thelittleshopofflowers
凛としたクリーンな花々を、"踊る"シルエットで表現。
ハッカニブンノイチ 商店街の一角にこぢんまりと気取らず構えるこちらは、妻が花、夫がレコードを扱う、花と音楽の店。扱う花の種類はスタンダードなものが中心だが、「フォルムはひねくれた動きのあるものが好き」とフローリストの下村成恵。店名の由来である映画『8 1/2』のダンスシーンを彷彿とさせる、躍動感あるブーケ作りがモットーだという。右のブーケはオーニソガラム ・サンデルシーやマダガスカルジャスミンなど高低差のある白とグリーンを遊ばせた、まさに"踊る花束"。ウェディング業界出身という強みを生かした彼女ならではの独自のスタイリングに注目して。
8 1/2
東京都世田谷区豪徳寺1-22-2 MTビル1F 070-9002-8120 営)11:00~20:00(月、水、金~日) 13:00~20:00(火) 休)木 @8.1.2flower
どんな生活にも溶け込む、柔和な花に心落ち着く。
ソーセリードレッシング エフェメラル 代官山の住宅街の細道に佇む、緑あふれる一軒家。足を踏み入れると、天井まで届く圧巻の花のディスプレイがお出迎え。王道のゴージャスなユリやラン類もあれば、親しみやすい野の花も紛れていたり。ゲストには宝探し感覚で花選びを楽しんでもらえるように、すぐには選べないよう"違和感"を生む配置に。今回のブーケは、どんな家にも飾りやすいことを意識して、八重咲きのユリを主役にピリッとボルドーの差し色を効かせたジェンダーレスな仕上がり。花材を多く使ってボリュームを出せる価格設定は、競りでの仕入れによるもの。