柔道の角田夏実選手が一日署長 もうけ話は「ともえ投げ」
パリ五輪柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実選手が16日、警視庁愛宕署の一日署長に就任した。署で開かれた委嘱式で、特殊詐欺被害の防止に向け「電話がかかってきたら1人で判断せず、他の人に相談するよう発信したい」と意気込みを語り、自身の得意技に絡めて「うまいもうけ話は、ともえ投げ」との心構えで対策してほしいとした。 11日から始まった全国地域安全運動の一環。東京都港区の銀行で開かれた防犯イベントにも出席した。利用者にチラシを配り、写真撮影や握手に笑顔で応じていた。 浜繁和署長は「自分が知らない番号や非通知の電話、国際電話には出ないよう徹底してほしい」と強調した。