モーガンの限定車「ミッドサマー(Midsummer)」はピニンファリーナ(Pininfarina)によるモーガンの現代的デザイン解釈
「ミッドサマーは、モーガンの21世紀のコーチビルディング哲学を体現しており、 当社のエンジニアリング チームと生産チームの才能と能力を示しています。このような印象的なデザインを実現するには、これまでのモーガンの技術を上回る、業界をリードするテクノロジーと融合した計り知れない職人技が必要でした」。 「工芸とテクノロジーのバランスを取り、両方がお互いを強化し、損なわないようにすることが、ミッドサマーを特別なものにするのに役立っています。私たちは開発プロセス中に、職人のスキルが最新のコンピューター支援設計ソフトウェアに影響を与えたり、その逆の例を直接目撃してきました。このプロセスには誠実さがあり、それが完成品に反映されると私たちは信じています」「モーガンは自社車両の品質、認識、完全性を向上させ続けており、ミッドサマーはその進化の証です。このプロジェクトはモーガンの基準を引き上げ、そうすることで将来のすべてのモーガン モデルの完成度を高めるのに役立つと信じています」。 マット・ホール氏、モーガン・モーター・カンパニー最高技術責任者
「ミッドサマー」そのネーミング
ミッドサマーという名前に込められたインスピレーションは2つあります。最も顕著なのは、ミッドサマーという用語は夏の盛りを指し、オープントップのバルケッタを体験するのに最適な気象条件を提供する季節を祝う言葉。もう一つは、その地理的な名前「ミッドサマー ヒル」で、マルバーン ヒルズの一部を形成しています。マルバーン ヒルズは、モーガンの街そのものに織り込まれている広大な丘陵地帯で、これらの丘の頂上から西の方向を見ると、1881年にHFSモーガンが誕生したモートン ジェフリーズの集落が見える。東に目を向けると、最初のモーガン車が発明されたマルバーン カレッジがあります。そこに、1914年以来モーガンの歴史的な本拠地であるピッカースレイ ロードがある。
ピニンファリーナ フオリセリエ
ピニンファリーナ フオリセリエのエンブレムは車両の側面、前輪のすぐ後ろに位置する。通常、ピニンファリーナがデザインした車両には「Design by Pininfarina」のエンブレムが付いているが、ミッドサマーのユニークな性質と、その存在に貢献した協力的なアプローチにより、ピニンファリーナは「フオリセリエ」のブランドマークを選択した。 「シリーズ外」を意味する フオリセリのミッドサマーへの採用は、ピニンファリーナの歴史の中で量産車への初めての採用となる。