今季4勝目を挙げた竹田麗央の「振り切る」スウィングをプロが解説【勝者のスウィング】
画像Cでは踏み込んだ左ひざを伸ばしながら左股関節を後ろに引き、骨盤を積極的に回線させる竹田選手の特徴的な動きが見て取れます。
アングルを変えてアイアンショット見てみると、画像Dでは積極的に足を使って骨盤を回転させながら、頭の高さを変えないことで独特のフィニッシュへと大きく振り抜いています。 「エビアン選手権」で多くラフにつかまったことでスウィングが縮こまっていたといいます。そこから持ち前の飛距離を生かしたプレースタイルに戻すために「振り切る」ことをテーマに臨んだという竹田選手。 振り切ろうと意識すると、インパクトで合わせるような動きは少なくなりますしフィニッシュに向けて振り抜くことでヘッドの動く円弧は、大きく緩やかになりインパクトゾーンを長くしミスを減らしてくれます。 私も次のラウンドでは竹田選手のスウィングをイメージして振り抜くことをテーマにプレーしてみたいと思います。 撮影/岡沢裕行
プロゴルファー・中村修