【防犯カメラに映った恐怖の一部始終】ドア1枚を隔てた向こうに“黒づくめの不審者” 手にはバールのようなものが… 「怖いっていう感情しかなかった」
今回のケースでは玄関の構造上、少し高さが足りなかったようですが、撮れた映像は問題ありませんでした。ただし、壁につけて角度を自由に変えられる「バレットタイプ」の防犯カメラだったため、犯人に向きを変えられてしまいました。 トリニティー 兼松拓也社長: 「触られても向きが変えられないというのが重要なポイント。天井に付けるカメラはドーム型を推奨しています。カメラの向きを変えられにくい」
さらに、今後の防犯のために設置角度の改善にもアドバイスがありました。最近は置き配などで玄関扉の下に物が置かれることもあるので、画角をもう少し下に向けた方がいいと指摘します。 最近では、AIが人を感知してスマホに通知する機能を搭載した防犯カメラも人気があるということです。
トリニティーの調査によると、市街地の一戸建て住宅の防犯カメラの普及率は約3割ということですが、設置するとなると気になるのが費用です。 防犯カメラを購入して設置する場合、カメラの性能などにもよりますが、費用は1台で約25~30万円ほど。機材代や取り付けなどの諸経費含め1か月5000円程度から利用できるレンタルプランもあるということです。 しかし、犯人にとって“防犯カメラがあるのは当たり前”になりつつあるので、防犯カメラの設置だけでなく、防犯対策としてできることを最大限に取り入れて、少しでもリスクを減らすことが大事なのかもしれません。