ドジャース・大谷翔平効果で日本からLAに23万人が観光で訪れる 米観光情報サイトが紹介
【米ロサンゼルス8日(日本時間9日)】ロサンゼルスの観光情報サイト「シークレットロサンゼルス」が、ドジャース・大谷翔平投手(30)を観戦するためにロサンゼルスに集まる日本人観光客について特集。移籍1年目でワールドシリーズ制覇に貢献し、グラウンド内外で街のスポーツ文化を一変させたと伝えた。 【表でみる】MVP発表はいつ? ドジャース・大谷の今後の主な日程 同サイトは、〝大谷効果〟が観光業や地元ビジネスに多大な影響を与えているとし、ロサンゼルス観光コンベンション局のビル・カーツ氏は「ロサンゼルスには日本から今年すでに約23万人が訪れている。一番の目玉? それは大谷翔平だ」と説明。日本人観光客の80―90%がドジャース戦の観戦を目的としているという。 日本人ファンにとって需要が高いため、ファンは高額な航空券やホテル代を払ってでも、世界中を飛び回っており、大谷とロサンゼルスの関係は強化されていると伝えた。さらにドジャースタジアムでは日本人観光客の増加に対応するため日本語によるツアーを週8回に拡大し、チームは新たに12社の日本のスポンサーを獲得。「StubHub」によると特にワールドシリーズのチケット販売において日本は、北米以外でトップの売り上げとなったという。今季のドジャースの成功と大谷の人気が相乗効果となり、ロサンゼルスは日本のファン、メディアの人気スポットに変貌。2国間の文化的な架け橋となっていると伝えた。