【高校サッカー】堀越3回戦進出、2-0で津工破る 前回大会4強の最終ライン4人は安定
<全国高校サッカー選手権:堀越2-0津工>◇31日◇2回戦◇駒沢 前回4強の堀越(東京A)が、津工(三重)を2-0で破って3回戦進出を決めた。 DF竹内利樹人、森奏、渡辺冴空、瀬下琥太郎の3年生の最終ライン4人は前回大会で4強入りしたメンバー。堅守に磨きがかかり、2年生主体の攻撃陣をもりたてた。 前半は0-0で折り返したが、後半12分に先制。2年生のFW高橋李来がゴール前で粘り強さを見せ、相手DFに囲まれながらも左足でねじ込んだ。後半終了間際には、予選で8ゴールの2年生エースFW三鴨奏太が追加点を挙げた。 就任11年目の佐藤実(まこと)監督(48)は、選手が主導して練習内容や戦術を考える「ボトムアップ方式」でチームを強化。メンバー選考まで選手たち自らが考える。 そうして昨年度は国立競技場で行われた準決勝に進出。今大会の主将の竹内は「全員で最後まで1戦1戦全力で戦う」と意気込む。再び国立のピッチに立つため、まずは初戦を無失点で突破した。