尊富士は土つかずの5連勝 体調管理にヨーグルト欠かさず「腸内環境が良くないと」
「大相撲秋場所・5日目」(12日、両国国技館) 十両尊富士(伊勢ケ浜)が土つかずの5連勝。白鷹山(高田川)の突っ張りに応戦してタイミングよく中に入ると、もろ差しから一気に寄り切った。 初日からの連勝にも「まだ序盤か…15日間は長いんで」と淡々。「毎日同じ生活をして、毎日同じ準備をして。何も変わらない日常ですけど、リラックスしながら気を引き締めて、体調管理をしっかりしたい」と自らに言い聞かせた。 場所中は食事もより徹底。「たいてい同じようなものを食べる」と明かした。さらに365日欠かさないのはヨーグルト。「腸内環境が良くないと、体を中から使えるようにしないと」とこだわりをのぞかせた。 睡眠も昼寝を合わせて1日10時間とることを心がけている。兄弟子の横綱照ノ富士からの「場所中は何も考えずに睡眠をとれ」というアドバイスを忠実に実行。準備にぬかりはない。 新入幕優勝を飾った春場所で右足首を負傷し、夏場所を全休。途中出場した名古屋場所も、左肩付け根付近のケガで再休場した。まずは健康第一。元気に相撲をとれさえすれば、2度目の十両優勝と幕内復帰も見えてくる。