クルーザー×スポーツの次世代バイクで43歳ルーキーライダーがバイク上達気分を体感!【インディアン 101 SCOUT試乗】
インディアンの新生スカウトシリーズをチェックしてみよう!
創業は1901年、現存するバイクブランドとしてはアメリカ最古の歴史を誇るインディアンモーターサイクル。そんな老舗ブランドの長い歴史のなかで、1920年にスカウトは産声を上げた。その後、激動の流れを経て、2014年に旧モデルのスカウトが誕生した。今回登場したスカウトは、エンジン、車体ともに刷新したフルモデルチェンジだ。 「101スカウト」「スーパースカウト」「スポーツスカウト」「スカウトクラシック」「スカウトボバー」の5モデル同時のリリースは、同社にとっても史上最多とのこと。そして、「スカウトクラシック」「スカウトボバー」「スポーツスカウト」の3機種においては「スタンダード」「リミテッド」「リミテッド+テック」という3グレードを提案。「101スカウト」「スーパースカウト」は「リミテッド+テック」のみのラインナップだ。 ●スタンダード:ABS、LEDライト、アナログメータ、ブラックメタリックペイントを装備。 ●リミテッド:スタンダードにプラスしてクルーズコントロール、ライドモード、トラクションコントロール、USBポート、リミテッドエンブレム、単色ペイントオプションを装備。 ●リミテッド+テック:リミテッドにプラスして4インチデジタルメーター、キーレスイグニッション、ライドコマンド(Bluetoothで着信、音楽鑑賞、走行履歴の記録など)、単色プレミアムペイントオプションを装備。 他にも純正アクセサリーは100種類以上を用意。ハンドル、ハンドルライザー、シート、ステップなどポジション用のパーツがかなり豊富で、30種類以上をラインナップしている。車体が大柄に感じても、こうしたパーツを活用すれば不安はクリアできるはず! そして、先日行われたジャパンプレミアムでは6機種目の用意もあることが発表された。NEWスカウトシリーズ、どれを選ぶかは悩ましい反面、相棒探しの時間はかなり楽しいと思う! 【101 Scout】価格:268万円~。フロントタイヤは130/60B19、リヤは150/80R16。リミテッド+テック:Sunset Red Metallic with Graphics/Ghost White Metallic with Graphics。101の名前は、1920年代にデビューした初代スカウトの最高速が101マイル(176km/h)だったことが由来。 新生スカウトのジャパンプレミアが7月に開催された。インディアンモーターサイクル副社長のグラント・べスター氏、デザインディレクターのオラ・ステネガルド氏、プロダクトマネージャーのカイル・ゴーデ氏が来日。日本のメディアと交流を深めた会場にはNEWスカウトのほか、1928年製の101スカウトも展示された。
ムラタナオコ