激震!女子フィギュア金メダル“大本命”のワリエワにドーピング疑惑報道…海外メディアは2度目の不正疑惑ロシアを痛烈批判
さらに「競技向上のための薬物使用疑惑のかけられている国は、どこもガラスばりの家からやっているが、ロシアは、まったく別のレベルにまで物事を進めている。ロシアは、ソチで最も多くのメダルを獲得したが、一人の選手も陽性反応を示さなかった。その後、パラリンピックでも同じようにして世界のスレッジホッケー選手や視覚障がいのスキー選手を騙した」と批判した。 そしてIOC(国際オリンピック委員会)と、国際スケート連盟に対しても、手加減なく疑問を突き付けた。 「もしIOCと国際スケート連盟が、この事件全体への国(ロシア)の関与と、この国が選手を派遣することを許されていることを問題視しないのであれば、スケート競技は、荷物をまとめて家に帰るべきだ。ワリエワは無実で操られているだけかもしれないが、ここでは彼女にとって公平か否かは問題とは言えない」と辛らつな意見を述べた。 またロシアのスポーツ・エクスプレス紙電子版は、早くも出場ができなくなるワリエワの代役として2015年の世界選手権金メダリストで代表の補欠になっているエリザベータ・トゥクタミシェワ(25)が指名される可能性について報じた。もしトゥクタミシェワも出場できない場合は、15歳のマイア・フロミフが次の候補だという。 IOCの公式発表が待たれるが、ジャンプの混合団体で高梨沙羅ら女子選手だけ5人も「スーツ規定違反」で失格となった問題や、ショートトラックでの疑惑のジャッジなど、問題含みの北京五輪が、大スキャンダルに見舞われた。