逮捕の50歳男は三重県職員 小学女児にわいせつ容疑、鈴鹿保健所に勤務 三重
三重県は16日、津署に不同意わいせつの疑いで14日に逮捕された鈴木雅登容疑者(50)=津市一身田中野=は鈴鹿保健所の保健衛生室で勤務する課長補佐級の県職員だと発表した。 同署によると、鈴木容疑者の逮捕容疑は1日午後、津市内の小学校敷地内で小学生の女児に声をかけ、下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑い。容疑を認めているという。 勤務先の上司が16日に鈴木容疑者と面会し、事実関係などを聞き取ったという。県は聞き取りの結果について「捜査に影響を与える可能性がある」として明らかにしていない。 鈴木容疑者は平成8年5月に診療放射線技師として採用された。昨年4月から、同室で主幹兼課長代理として衛生統計の事務を担当。県は「勤務態度に問題はなかった」としている。 一見勝之知事は「県政への信頼を著しく損なうもので、非常に重く受け止めている。被害者や県民に深くおわびする。捜査の状況を踏まえ、厳正かつ速やかに対処する」とのコメントを出した。