【ハイライト動画あり】チャイニーズタイペイが韓国に勝利。WBSCプレミア12 グループB オープニングラウンド開幕
第3回WBSCプレミア12は大会4日目に入り、アジアを舞台に開催されるグループBのオープニングラウンドが開幕。この日は名古屋での1試合に加え、台北の2会場にて同時刻にナイトゲームが行われ、カリブ海勢とアジア勢がそれぞれ対決した。 【ハイライト動画】グループB チャイニーズ・タイペイvs. 韓国
『台北ドーム』での一戦では、地元チャイニーズ・タイペイと前回大会準優勝の韓国が対戦。
試合が動いたのは2回。チャイニーズ・タイペイは先発のリン・ユーミンが、2イニングを三者凡退とする快調な立ち上がりを見せると、2回の攻撃で相手先発のコ・ヨンピョを攻め、二死満塁としたところで1番チェン・チェンウェイが快心の当たりで右翼スタンドへ満塁本塁打を放ち先制に成功する。
チャイニーズ・タイペイは、続くリン・リーの二塁打でなおも二死二塁とチャンスを作ると、3番チェン・ジェシェンが、これも右翼スタンドへ2ラン弾を叩き込み、この回一挙6点の猛攻で優位に立つ。
一方、韓国は4回に2点を返すと、7回には代打ナ・スンヨプのソロ本塁打で3点差に詰め寄る。しかし、8回はチャイニーズ・タイペイ5番手のチェン・グァンユウ、そして9回は6番手のウー・ジュンウェイに対して1人も走者を出すことができずゲームセット。
チャイニーズ・タイペイが6-3で勝利し、2大会連続でのスーパーラウンド進出へ向け、幸先良いスタートを切った。
◆試合結果 韓国|0 0 0 2 0 0 1 0 0|3 台湾|0 6 0 0 0 0 0 0 X|6
『天母スタジアム』では、ともにこの大会初のスーパーラウンド進出を目指すドミニカ共和国とキューバが対戦。
試合序盤は、キューバ先発のヨエニス・イエラ、そしてドミニカ先発のウィリー・ペラルタが、まずまずの立ち上がりを見せたのに加え、両チームの好守も光り、スコアボードに0が並ぶ締まった展開に。
最終的にキューバのイエラは、6回78球を投げ3安打無失点、5奪三振無四球と快投。好投に応えたいキューバは6回裏の攻撃で、相手3番手のジョエリー・ロドリゲスに対し、1死満塁から暴投で1点を先制する。しかし、ドミニカはその後のピンチを切り抜け、最少失点でこの回を終えた。