豪州とドロー「正直ホームで勝ちたかった」 5.8万人の前で森保監督が吐露「簡単な道のりではない」
オーストラリアと1-1ドロー
日本代表は10月15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリアと埼玉スタジアムで対戦し1-1のドローで終えた。最終予選で初失点となった森保ジャパンは、後半途中からピッチに立ったMF中村敬斗が相手のオウンゴールを誘発し同点に持ち込み、試合後指揮官は「正直ホームで勝ちたかった」と試合を振り返った。 【実際の映像】中村敬斗がキレキレドリブルで相手翻弄→OG誘発の瞬間 日本は前半から攻め込みポゼッション率70%を超える試合運びを見せたが、ブロックを敷いた相手に得点をなかなか奪えない。そんななか後半13分、DF谷口彰悟のオウンゴールで最終予選初の失点。不運な形で1点リードを奪われたが、同31分に途中出場のMF中村敬斗が鋭いクロスで相手のオウンゴールを誘い同点に。そのまま試合は1-1のドローで終了した。 試合後のフラッシュに登場した森保監督は「正直ホームで勝ちたかった。これだけたくさんのサポーターがスタジアムに駆け付けてくれてテレビの前でもたくさんのサポーターに勝利を届けたかった。先制されたああとも崩れずに、勝ち点1を積み上げられたことは前進」と悔しさも吐露しつつ、勝ち点1をポジティブにとらえている。 「全体的に守備では問題はなかった。オウンゴールということで、痛い失点にはなりましたけど、崩された得点ではなかったので、これまだやって来たことに自信を持ってもらいたい。W杯は簡単な道のりではない。厳しい道を進んで出場権を取りたい」 5万8730人が集まった埼玉スタジアム。勝利は届けられなかったが、ドローに持ち込んだ戦い方を森保監督は評価していた。
FOOTBALL ZONE編集部