年金月12万円〈老人ホーム入居の80代母〉食堂で1人ポツン…「これって虐待ですよね」と職員に詰め寄る家族に、母が狼狽えたワケ
「老人ホーム」は老後の住まいの有力な選択肢。特に介護が必要であったり、高齢者の1人暮らしだった場合、ホームに入居することで大きな安心感を得ることができます。しかし大切な家族が入居するからこそ、心配が過ぎてしまうこともあるようです。 【早見表】年金に頼らず「夫婦で100歳まで生きる」ための貯蓄額
母が入居する老人ホームに初めての面会…家族が見たものは
80代になる義理の母が老人ホームに入居したことを投稿した50代女性の投稿。長年、義理の両親と同居をしていましたが、義理の父が亡くなったのを機に、義母は終活をスタート。自身で老人ホームへの入居を決めたといいます。 きっかけは、友人と老人ホームの見学会に参加したこと。気に入って、その場で入居を決めてきたといいます。「年金は月12万円くらいしかないけど、お父さんが残してくれた遺産があるから、100歳まで、大丈夫じゃないかしら」と言い残していったといいます。「口座の管理はよろしく」と、義母はすべての預金通帳を女性に預けていったといいます。 ――確かに、100歳まで、余裕で入居できるくらいの貯金でした 事件は、義妹と夫と3人で、初めて義母が入居する老人ホームに面会しに行ったときに起きたとか。義母からは入居するホームを「レクリエーションやイベントが盛んで楽しそうな雰囲気」と聞かされていたとか。ところが見学で最初に見かけたのは、食堂でひとりポツンとご飯を食べている義母だったといいます。 ――えっ⁉ 楽しそうな母の姿を想像していた義妹と女性の夫は戸惑いを隠せなかったとか。そしてだんだんと表情が険しくなって、近くにいたホームの職員に怒鳴り散らしたといいます。 ――なぜ、うちの母だけが1人で食事をしているのか? ――可哀そう、あれは虐待ではないのか? ――こんなホームに母を預けられない、すぐに母を連れて帰る あまりに大声に、義母も気づき、大慌てで二人のところにやってきたといいます。どこか狼狽している義母から事情を聞くと、入れ歯の調子が悪くいつも以上に食事に時間がかかってしまった→周囲の人は食事を終え自室に帰ってしまっていた→そこに3人が面会にきて早とちりをしてしまったという顛末。 ――変なクレームを入れないで! ホームに居づらくなる なぜか女性も義母から怒られたといいます。