義母の四十九日で、介護をしなかった夫が50歳妻に理不尽に激怒…暴言を許せる?許せない?
日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。 【漫画で解説】義母の介護を終えた50歳妻へ、ワンマン夫が浴びせた暴言とは? 今日ご紹介するのは、親族関係でのモヤモヤエピソードです。
長い闘病の末、亡くなった義母の四十九日で…
エピソードをお寄せくださったのは、夫婦と息子三人家族で暮らすユウリさん(50歳・主婦)。 長い闘病の末、義母が亡くなりました。 私は次男の嫁で、義実家とは車で10分の距離に住んでいます。義母が倒れてからは義両親と同居していた義姉(長男の妻)と協力して介護にあたり、義母と三人で、最後はなんだか一つのチームのように結束していたと思います。仕事ばかりで家庭のことはからきしの男たちは置いておいて、血が繋がっていない女三人には不思議な絆のようなものが生まれました。 とはいえ、辛いこと・やるせないことも多かった介護期間。義母の四十九日の集まりで、義姉と共にお互いをいたわりあいました。「私たち頑張ったよね。ちょっと休みたい」と、盆暮れに集まって宴会をするならわしももうやめていいのではないかという話に。 しかしそれを聞きつけた夫が、すごい剣幕で怒り出したのです。 「お前は父さんがかわいそうだとは思わないのか。母さんが亡くなったばかりなのに、なんでそんなことが言えるんだ!」 義母の介護にはノータッチで、義父(夫と同じく家事はまったくダメ)のいろいろなSOSものらりくらりとかわし続け、ただクヨクヨ・メソメソするだけだった夫。この期に及んで、何を偉そうなことを言うのだろうとあっけにとられてしまいました。そもそも、親族の集まりで立ち働いているのは私と義姉(と元気だった頃の義母)。夫はただ座って好き勝手に飲み食いしているだけなのに……。 義父と義兄は、「みんなで集まれないのは寂しいけれど、もっと簡素化しような」と間に入ってくれましたが、夫はおかんむり。「お前はデリカシーがない」などとブツブツ怒り続け、今でも冷戦状態です。