義母の四十九日で、介護をしなかった夫が50歳妻に理不尽に激怒…暴言を許せる?許せない?
夫の気持ちが落ち着いたら、再交渉を
ユウリさん、介護お疲れ様でした。言葉にし尽くせないご苦労があったかと思いますが、「血が繋がっていない女三人は不思議な絆のようなものが生まれました。」という一文にじんときてしまいます。 さて、この機会に親族での集まりについて見直そうというのは、良いアイディアではないかと思います。それぞれの生活や考え方が変わるに合わせて、「決まり」のようになっていた習慣も柔軟に変えていきたいですよね。料理したりもてなしたり、一番負担の大きいユウリさんと義姉さんの意見は、特に尊重されるべきではないかと思います。 それに対して強く反発されたご主人は、ユウリさんたち女性陣の苦労を身に染みて理解されていないのではないでしょうか。また、肉親を亡くされたばかりで心のショックがまだ生々しく残っている状態なのでは……。 実際に介護を手伝ったわけでもないとのことなので、「やり切った」というユウリさんたちのような手ごたえもないはず。お母さんを亡くされた実感がなかなかわかないのかもしれないですね……。 そんな状態でユウリさんたちの話を聞いてしまい、ただ感情的になってしまった可能性はあるなと思います。この件は一旦、ご主人の気持ちが落ち着くまでは置いておきませんか。
文/梅津奏 作画/Sumi 構成/山本理沙
梅津 奏,Sumi