強盗発砲で児童集団登校、埼玉 男逃走中、通学路で見守り
埼玉県川口市で、男が拳銃のようなものでタクシー運転手の男性(72)に発砲し逃走した強盗殺人未遂事件を受け、現場近くの市立幸町小は31日朝、児童の安全確保のため集団登校を実施した。強い雨が降る中、正門にはパトカーが待機し、警察官や教職員が通学路で「おはよう」と声をかけながら児童を見守った。 小学5年と6年の娘2人に付き添った三原真璃子さん(32)は「昨日から家の中で遊ばせている。拳銃らしきものを持ったままと聞いたので怖い」と不安げな様子。6年の娘の母親(49)は「学校から注意喚起のメールが来た。警察官がいてくれ安心した」と語った。