2年半ぶりの四大大会目前で再負傷、元世界1位ハレプ苦難「残念」<女子テニス>
全豪オープン予選
女子テニスで元世界ランク1位のS・ハレプ(ルーマニア)は26日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、ひざと肩の負傷により来年1月6日から行われる全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)予選などを欠場すると発表した。 【シモナ・ハレプ 選手詳細情報】 33歳のハレプは「アブダビ(エキシビションマッチ)でプレーした後、残念ながら再び膝と肩に痛みを感じました。チームと長い議論の末、シーズンの開始を遅らせるのが賢明だと決定しました。この結果は私が望んでいたことではありませんが、オークランドとオーストラリアのトーナメントにワイルドカードをいただいたことに感謝し、今回は利用できないことをお詫びします」とコメントを綴った。 ハレプが四大大会に出場すれば2022年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約2年6ヵ月ぶりだった。その間はドーピング問題に揺れており、4年間の出場禁止処分が下っていたが、スポーツ仲裁裁判所への上訴が認められ今年3月からツアー参加資格が回復。今回ようやく四大大会の舞台に戻るかと思われていた矢先に負傷してしまった。 今回ハレプは開幕戦のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)本戦と全豪オープン予選のワイルドカード(主催者推薦)を付与されていたがこれを欠場。2025年2月のトランシルバニア・オープン(ルーマニア/クルジュ=ナポカ、室内ハード、WTA250)で復帰を目指すとした。