池田瑛紗、菅原咲月、川﨑桜、井上和が語る「五期生の近い未来」【乃木坂46物語~次の世代を迎える前に~】
川﨑桜。 「昨年、今年と、先輩方がたくさんご卒業されていって。今度は私たちが先輩方のように、グループの外でも『乃木坂46の子』と認知されなきゃいけないと思っています。 私だったら、もともと好きなファッション関係だったり、『乃木坂46〝5期生〟版 ミュージカル美少女戦士セーラームーン』で初めて楽しいと思えたお芝居だったり。いろんなことに挑戦して、外の現場で新しく乃木坂46のファンになってもらうことを目指していきたいです」 池田瑛紗。 「私たちも加入して3年目で、今まで〝乃木坂46〟の力に助けてもらっていた分、今度は自分たちがその力にならないと、と思っています。 どういう先輩になれるのか、具体的にどう頑張るのかは想像できないけど、私は先輩方を尊敬しているから、六期生から尊敬される先輩でありたいです。自分に嘘偽りなく、真摯(しんし)にこれからも活動していくつもりです」 菅原咲月。 「昨年、卒業された秋元真夏さん(一期生、前キャプテン)と対談させていただいたとき、真夏さんから『五期生は新しさと、昔の乃木坂を融合させようとしてくれている』『咲月ちゃんはたぶん、みんなを支えられるような人になるよ』と言っていただけたんです。それからの1年半、真夏さんの言葉をずっと心の支えにして活動してきました。 昨年、キャプテンになった梅澤(美波、三期生)さんからも、活動に向かう姿勢を背中や言葉で教えていただいています。 きっとこれから入ってくる六期生からすると、三、四期生の先輩方は離れた期なので、話しかけづらいと思うんです。だからこそ、真夏さんや梅澤さんから学んだことは、私が少しずつ六期生の子たちに伝えたいですし、伝えていける先輩になりたいと思います」 井上和。 「こんなことを言える立場なのか、わからないですけど、私は六期生にとって『希望』でありたいなと思っています。 新しく乃木坂46になってくれる子たちに、この先の未来を『すごく明るくて、キラキラしたものなんだ』と思ってもらいたくて。私は今......ものすごく勝手に背負っているんですけど、そんな役割を持たせていただいているんじゃないかなって。 後輩といっても、まだ会ったこともない子たちですけど(笑)、一緒に乃木坂46として過ごしていくために、支えになってあげられる先輩でありたいと思います」 間もなく、乃木坂46の物語は、新たな章を迎える。 2年半前、ここに集まった11人も、これまでの先輩たちと同じように、坂道の途中で新たな世代を心待ちにしているはずだ。 ●池田瑛紗(Teresa IKEDA) 2002年5月12日生まれ 東京都出身 ●菅原咲月(Satsuki SUGAWARA) 2005年10月31日生まれ 千葉県出身 ●川﨑 桜(Sakura KAWASAKI) 2003年4月17日生まれ 神奈川県出身 ●井上 和(Nagi INOUE) 2005年2月17日生まれ 神奈川県出身 取材・文/アオキユウ(short cut) 撮影/三瓶廉友(菅原) 写真提供/乃木坂46LLC.