40代から白髪は「隠さなくていい」。心も財布もラクになる活かし方&予防ケア
【ステップ1】シャンプー
・シャンプー前に必ず予洗いを1~2分 髪の長さにもよりますが、シャンプー前は1~2分かけてたっぷり予洗いを。お湯で洗うだけで頭皮の8割の汚れが落ち、次に使うシャンプーの泡立ちがよくなります。 ・頭皮でしっかり泡立てる 洗うのは髪ではなく頭皮。シャンプーは根元を中心に前中央と左右、後頭部の生え際と内側に置きます。 シャンプーを置いたら、指先で空気を含ませながら泡立てます。しっかり泡立ってきたら指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗います。 オールインワンタイプのシャンプーを使っている人は(2)を飛ばして(3)へ
【ステップ2】コンディショナー
毛先を中心にムラなくなじませる タオルで水気を軽くふき取ったら、傷みやすい毛先を中心になじませます。地肌についたコンディショナーは、きちんとすすいでおかないと頭皮環境の悪化につながる可能性も。 【違いってなに?】 ・コンディショナー 別名リンス。髪の上にとどまり、表面をなめらかにする役割が。 ・トリートメント 内部のダメージを修復。つけたあと数分おいて浸透させるとよい。
【ステップ3】ドライヤー
後頭部の内側から! 風は上から下に 吸収性のいいタオルで水気をふき取ったら、ドライヤーを後頭部内側→側頭部→前と当て、地肌を中心に乾かします。風は上から下に当てるとキューティクルが整ってツヤツヤに。
紫外線や摩擦を避け、髪を守るのが大事
「髪のツヤは若々しさの象徴です」と断言するのは、毛髪診断士でもある、ヘアパーツモデルの鈴木真奈さん。お子さんが小さい頃は、ヘアケアは二の次でダメージもあったそう。そこから、毛髪診断士の資格を取得し、「守り」を意識した毎日のケアで、40代でもツヤのある美髪をキープしています。 ここでは、鈴木さんが毎朝行っている美髪ルーティンをご紹介。エイジングケア治療にも力を注ぐ医師、工藤あきさんの解説コメントつきです。
美髪モデルが365日続ける、ツボ押しルーティン
鈴木さんが毎日行う、朝の美髪ルーティンを一部紹介します。 頭頂部は血流を送り出す筋肉がないので血流が悪くなりがち。 「逆立ちをし、5回呼吸をします。さらに、頭皮用ローションをつけるタイミングで抜け毛や白髪予防のツボを押しています」 (鈴木さん) 【百会(ひゃくえ)】 両耳を結んだ線と頭頂部中央が交わる位置の、少しへこんだ部分にあるツボ。指の腹で押圧します。 【角孫(かくそん)】 耳のいちばんとがった位置の、生え際にあるツボ。手で耳を包むようにして中指の腹で押します。 【風池(ふうち)】 首後ろの生え際、うなじの筋肉の脇のへこみにあるツボ。頭を手で抱え、親指を当てて押圧します。 <医師の工藤あき先生の解説コメント> マッサージで血流をよくすることで、摂取した栄養を体のすみずみまで行き渡らせることができます。さらに、頭皮にある毛根細胞の代謝がよくなる効果が期待できます。
ESSEonline編集部