【MLB】メッツがマナイアと再契約へ 3年7500万ドルで合意 今季12勝を挙げたサウスポー 米報道
日本時間12月23日、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者が報じたところによると、メッツは自軍からFAとなっていた左腕ショーン・マナイアと3年7500万ドルで再契約を結ぶことで合意に至ったようだ。マナイアはオプトアウトの権利を行使してFAとなったあと、メッツから提示されたクオリファイング・オファーを拒否していた。今季はクリス・セール(ブレーブス)の投球フォームを参考にしてブレイク。来季も先発ローテーションの軸として、活躍が期待される。 2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 現在32歳のマナイアは昨季終了後にジャイアンツからFAとなり、2年2800万ドルでメッツと契約。今季は32試合に先発して181回2/3を投げ、12勝6敗、防御率3.47、184奪三振とキャリアハイのシーズンを過ごした。特にブレーブスのセールを参考にしてフォームを改造してから一気に調子を上げ、日本時間7月31日から9月22日にかけての11先発では6勝1敗、防御率2.63と安定感抜群のピッチングを披露。自身4度目の出場となったポストシーズンでも2勝を挙げた。 今オフのメッツはマナイア、ルイス・セベリーノ、ホセ・キンタナと3人の先発投手がFAとなり、ローテーションの立て直しが急務に。ここまで、フランキー・モンタス、クレイ・ホームズ、グリフィン・キャニングと比較的小粒な補強が目立っていたが、今季チームで最も安定したパフォーマンスを見せた先発投手であるマナイアの引き留めに成功した。 これで来季のメッツは、マナイア、千賀滉大、モンタス、ホームズ、デービッド・ピーターソンの5人が先発ローテーションを形成することになる。6番手以降にもポール・ブラックバーン、キャニング、タイラー・メギルらが控えており、層の厚さも十分だ。まだ佐々木朗希を獲得する可能性は残っているが、コービン・バーンズの争奪戦には加わっておらず、先発投手の補強はひとまず打ち止めということになりそうだ。