プロ家庭教師ママが断言「中学受験をするなら…」志望校の文化祭ではここを見るべし!“意外なポイント”とは?
暑い夏が終わると、やってくるのは文化祭シーズン! 今年も各学校が工夫を凝らして、受験生を待っています。 「難関校はこちらから願い下げです!」小5からの中学受験、「成績最下層」の“普通の親子”がオープンキャンパスに行った結果… 学校説明会がよそいきの顔なら、文化祭は素顔が垣間見られる、貴重な機会です。 なんとなく行くのはもったいない! 「どんなところを見ればいいの?」「何をするのがおすすめ?」 にお答えしていきます。
文化祭ではここを見て!
<学校の雰囲気> まずは学校の雰囲気。 HPやパンフレットではわからない学校の雰囲気を肌で感じてください。そして、「我が子がそこにいたら?」と想像してみることをおすすめします。 「うちの子みたいな子がたくさんいる!」と思うこともあれば、「うまく説明できないけれど、何かちょっと違うかな?」と思うこともあり、親のそのような感覚は、当たっていることが多いです。 <先生や生徒の雰囲気> 2つ目は先生や生徒の雰囲気です。 説明会ではなかなか見ることができない生徒さんの雰囲気、例えば制服の着こなしだったり話し方など。 また、先生と生徒の距離感もチェックしたいです。 もし可能なら、生徒さんに直接話しかけてみるのがおすすめ。憧れのお兄さんお姉さんと話したことで、志望度合いが強くなって、学習のモチベーションアップにもつながるかもしれませんよ! <学校の施設> 3つ目は、学校の施設です。 説明会では入ることのできない場所も、開かれていることが多いです。 具体的には、教室や体育館……、食堂が開いていることも多いので、実際に食べてみるのもいいですね。 友人の娘さんは、校内に「アイスの自販機」を発見。即第一志望になり、神奈川の難関校でしたが、見事合格されていました! 後は掲示物も学校によって特徴が出るところです。例えば海外大学のポスターがたくさん貼ってある学校は、英語に力を入れていて、海外にも広く開かれている学校だといえます。
文化祭ではこれをして!
<気になる部活を見に行く> まずは、入学したら入りたいと思っている部活を見てみることです。 例えば運動部なら、全国大会にいくような強豪校なのか、上下関係がほとんどなく、和気あいあいとした雰囲気なのか、など。 一言に部活といっても学校によって様々なので、興味のある部活はできるだけまわるようにしましょう。 ここで以前フォロワーさんに聞いたおすすめの文化祭(部活)についてご紹介します。 「世田谷学園のジェットコースター」 「生き物好きの息子は芝と桐朋の生物部に興奮していました」 「明大明治の紫紺祭。応援指導班の舞台が圧巻です」 「横浜雙葉、娘が茶道部でしたが、文化祭では大がかりな抹茶喫茶を開催します、ぜひ!」 <入試関連の情報を取りに行く> 次に入試の情報を得ることです。 学校によっては、生徒さんによる入試相談会を開催しているところもあります。 また、実際に使われた入試過去問を購入できる学校では、できるだけ手に入れておいた方がいいです。 学校のオリジナルグッズを販売しているところも多いので、こどものモチベーションアップにも、購入してみてもいいでしょう。 次回は「気をつけるべきポイント」を詳しく説明します。
【Profile】ねね(@nene_juken_)
高校生、大学生の3人のママ。学生時代の塾講師と家庭教師の経験から教育に興味を持つ。その後、子ども3人の中学受験の経験をインスタグラムにて発信、年間500件のお悩みに回答。慶應義塾大学文学部、教育学専攻。現在はプロ家庭教師として活動中。
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