ボン・バス運賃値上げへ 初乗り200円に 中国運輸局に申請
エイチ・ディー西広島(広島市西区)は18日、運行するボン・バスの運賃改定を中国運輸局に申請した。初乗り運賃を10円増の200円にする。距離に連動する金額も上げ、値上げ率は平均6・1%。認められれば来年2月1日から実施する。 値上げする広島市内の路面バスと路線バス 申請した運賃は、八丁堀―五月が丘団地530円(現行470円)、西広島駅―五月が丘団地400円(同370円)など。同日、20円増の240円への値上げを予定する市内の路線バスと路面電車の均一運賃エリアでは、ボン・バスも同額に設定する。 同社は燃料費の高騰などで、均一運賃エリア以外の路線で2025年度に1160万円の経常赤字を見込む。運賃改定で750万円に減らせるとみて「地域の生活の基盤となるバスの存続に向け、事業の強化を図る」としている。
中国新聞社