福祉施設で医療的ケア児の避難訓練 台風上陸による水害を想定【長野市】
長野市の福祉施設で、台風の上陸による水害を想定した訓練があり、市や福祉施設の職員が医療的ケア児の避難の手順を確認しました。 訓練は県内に台風が上陸し、水害の恐れがある想定で行われました。 2021年5月の法改正により医療的ケア児などが避難する指定福祉避難所が市内に2カ所設置され、今月から初めて実施されています。 訓練には、市の職員などおよそ20人が参加しました。 ■長野市保健福祉部福祉政策課・渡辺修 課長補佐 「(医療的ケア児など)一般の避難所に避難できない方が、避難場所がないことで自宅に留まり、災害に遭うことがないように行政としてきちんと避難先を確保したい」 また停電を想定し、避難者に必要な人工呼吸器などの電源確保の手順も確認しました。