ソフトバンク近藤健介「長打に磨きがかかってくればいけるかな」 超一流打者の証しOPS10割超え目指す
ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が9日、強打者の指標となる出塁率と長打率を足した「OPS」の10割超えを今季の目標に掲げた。超一流の証しとなる数値を「長打に磨きがかかってくればいけるかな。目指していきたい」と見据えた。 ■東浜巨が結婚!幸せいっぱい似顔絵ツーショット 今季が32歳のシーズンで、選手として脂が乗りきった近藤は大台に最も近い一人だ。パ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた昨季のOPSはリーグ断トツの9割6分で、本塁打と打点の2冠だった2023年も9割5分9厘とあと一歩まで迫った。 自信の源には23年のソフトバンク加入後の本塁打増もある。23年は26本で、日本ハム時代の22年(8本)から18本も増えた。「本塁打が増えるまでは思ったことがなかったが、今は狙ってみたいと思える。貪欲にいきたい」と力を込めた。 9日は鹿児島・徳之島での自主トレを公開。打撃練習など精力的にこなし、昨年9月に痛めた右足首の状態も問題なしを強調した。左翼から右翼に移る守備も「応えられる体をつくりたい」と2年ぶりの全試合出場にも意欲をにじませた。 「打率3割、出塁率4割はノルマ。達成しながら、より長打にこだわりたい」。規定打席到達者でOPS10割を超えた選手は両リーグ通じて過去2年おらず、球団では20年の柳田の10割7分1厘が最後。近藤がプロ14年目の新境地に挑む。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOソフトバンク情報】 ▼▼ソフトバンク「暖冬」更改、年俸順アップダウン▼▼