今までにないような衝撃的な始まり方――「はじりこ」犬飼貴丈&林芽亜里インタビュー
犬飼貴丈さんと林芽亜里さんがダブル主演を務める連続ドラマ「初めましてこんにちは、離婚してください」がMBSドラマ特区枠にて11月7日より放送スタートします。今作は、2021年に「電子コミック大賞2021」女性部門賞を受賞し、小説&コミックス累計180万部を突破したあさぎ千夜春氏の原作による大人気作品を実写ドラマ化したものです。 京都で千年以上の歴史がある、旧家の令嬢・結城莉央(林)は見知らぬ相手と16歳という若さで愛のない政略結婚をさせられます。夫となったのは、IT界のイケメン社長・高嶺正智(犬飼)。毎年莉央の誕生日に贈られる五千万円、いわば“お金”だけの関係です。その後、互いの顔も知らず、話すこともなく10年の月日がたったある日、莉央は上京を決意し、初対面の夫に「初めましてこんにちは、離婚してください」と“離婚”を申し出ます。しかし夫の高嶺は、初めて見た妻に思いがけずひかれ、「離婚しない!」と宣言。一刻も早く「離婚したい」妻と「離婚したくない」夫の前代未聞の恋愛攻防戦が勃発。どん底の関係から始まる溺愛ピュアラブストーリーが展開します。 TVガイドWebでは、IT界のイケメン社長・高嶺を演じる犬飼さんと、旧家の令嬢・莉央を演じる林さんにインタビュー。役作りでこだわった点や、共演者とのエピソードなどを伺いました。
――はじめに役柄を教えてください。 犬飼 「高嶺は、大企業のCEOとして全てを仕事に捧げてきた男性です。莉央と一方的に政略結婚をしたものの、それを忘れて放置していましたが、莉央と出会ったことで自分の中に眠っていたさまざまな感情が徐々に現れ、人間味が増していきます」 林 「莉央は、日本画が大好きな26歳の令嬢。16歳の時に父が決めた政略結婚をさせられ、父や祖母の介護などで自由に生きられなかったつらい過去を持っています。令嬢ということで世間に出たことがない分、子どもっぽいところがあったり、スマホを持ったことがなかったり…とお嬢さまですが、とても真っすぐな性格で、高嶺と出会ってからは気持ちがどんどんオープンになっていくという喜怒哀楽にあふれた女の子です」 ――出演のお話を聞いた時の心境をお聞かせください。 犬飼 「キュンキュンさせる役を演じたことがなかったので、新鮮な気持ちで現場に臨めることに感謝しました。同じMBS制作のドラマ『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』という作品ではクズな不倫夫の役をいただき、今作では激甘な役をいただけたので、『イメージとしてはプラマイゼロにできるかな』なんて自分の中で思っています(笑)」 林 「(出演が)決定した時はとてもうれしかったです! 18歳の私が26歳の莉央を演じられるのかという不安もありましたが、『決まったからには全力で頑張ろう!』と、クランクアップまで全力を尽くしました」