今までにないような衝撃的な始まり方――「はじりこ」犬飼貴丈&林芽亜里インタビュー
――共演者の皆さんとのエピソードも聞かせてください。 犬飼 「西垣匠くんが演じる雨宮翔平は、一緒に事業を立ち上げて二人三脚で頑張ってきた相棒的ポジションの役だったということもあり、 近い距離感でたくさんお話しさせていただきました。なので、本当の親友のような関係でいられたことがうれしかったです。西垣くんはスマートで達者な方で、現場でもたくさん助けられました。とても頼もしかったです!」 林 「日本画の師匠である設楽桐史郎先生役の高橋光臣さんは、オフの時間でも昔から一緒にいるような雰囲気を出してくださっていたので本当の師匠のようでした。なので、アトリエでのシーンや、先生に相談するシーンでも、安心して莉央を演じることができました」
――ご自身が演じたキャラクターの好きなところを教えてください。 犬飼 「高嶺は数か国語を話せるということで、シンプルにうらやましいです(笑)。勉強だったり社会のことだったり、頭が良くてハイスペックなところが非常に好きですね」 林 「莉央の真っすぐな部分や心(しん)をしっかり持って行動しているところにひかれます。日本画がずっと好きで、日本画に支えられて生きてきた女の子で、その“好き”を試行錯誤して自分に取り込んでいる姿もとてもすてきだなと感じました」 ――もしご自身が演じたキャラクターと1日過ごすとしたら何をしたいですか? 犬飼 「ものすごくお金持ちなので、自分の知らない豪華なご飯屋さんに連れて行ってもらいたいです。鉄板焼きや懐石など、朝も昼も夜も思い付く限りの高級なお料理をごちそうになりたいです(笑)」 林 「ご飯を食べたり、ショッピングに行ったり、女子会のような雰囲気を楽しみたいです。撮影で着た多くの衣装が私好みなものばかりで、きっと好きなファッションが莉央と一緒なのかなと(笑)。一緒にお洋服を選びながらショッピングを楽しみたいですね」
――ご自身が演じた役以外で気になったキャラクターを教えてください。 犬飼 「莉央の家に古くから仕えてきた元家臣で、幼なじみの税所羽澄(髙松アロハ / 超特急)ですね。常に木刀を携帯して練り歩き、それだけ見るととんでもないキャラクターですが、その裏には莉央に対しての思いがあってこそなので。見たままの飛び抜けているキャラクターが好きなので羽澄はお気に入りです。自分で自分のこと下僕と言ってしまうところも面白いですよね」 林 「私も、羽澄と黒瀬友哉(山中柔太朗 / M!LK)がとても気になりました。羽澄も社長という立ち位置ですが、劇中では彼のビジネスシーンが出てこなかったので、働いている時はどういう羽澄になるのかなと。美術商である黒瀬については、過去には何があったのか…というところも気になるポイントだなと思っています」