ドジャース「世界一」組フラーティ、オリオールズが興味と報道…菅野との「共闘」実現するか
米スポーツ専門サイト「ジアスレチック」は31日、ドジャースからFAとなったジャック・フラーティ投手について、リーグ関係者の話としてオリオールズが再契約の可能性に興味を示していると報じた。フラーティは2023年夏にカージナルスからオリーオルズに移籍し、数カ月在籍していた。 フラーティは今季、タイガースで好成績をマークし、夏にドジャースに移籍。エースの役割を担い、ポストシーズンでも先発の軸となって「世界一」に貢献した。本人はドジャース残留を希望していたが、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」などは、ドジャース退団の可能性が高いと報じている。ドジャースはサイ・ヤング賞2度を誇るスネルと契約し、大谷翔平ら怪我人も復帰。佐々木朗希獲得にも熱心だ。 一方、オリオールズは昨季主戦のバーンズとの再契約を狙っていたとされるが、ダイヤモンドバックスと電撃合意。方針転換に迫られている。エースクラスの投手を一人狙っているとされ、市場に残っているフラーティに目を向けているようだ。オリオールズは、巨人から海外FA権を行使した菅野智之を1年契約で獲得。先発ローテーションは現状、ロドリゲス、エフリン、菅野、クレマーと4人はいるが、トップスターターを1枚加えたい。 「ジアスレチック」によれば、29歳のフラーティは5年契約を望んでいるという。FA市場で、フラーティは若く、先発を欲するチームも多いため、争奪戦となりそうだ。
中日スポーツ