【秩父荒川アユ】岩盤への追い込み釣法で背掛かりアユが入れ掛かり!
ゴールデンウィーク後半の秩父荒川は連日の夏日!気温33度!痛いほどの陽射しが降り注いでいた。解禁から場所ムラが激しく、ポイントを外してしまうと厳しい釣果で苦戦する人も少なくは無かった。釣れるポイントは日々変化し、時間帯でも変わってくる!ポイントの見極めが非常に難しい今年の荒川!今回はオトリ屋前のメインのポイントから大きく移動し、下流域へアユを探しに行くことに! 【写真】最大18cmと良型のアユも多かった!
大きな群れ発見も一筋縄では行かぬ荒川アユ!
今回は仲間と未知の下流へ。ただ、気温30度オーバーの河原を、曳舟を持って歩くのは非常に疲れる。釣り開始前から汗が滴る。下流に向かえば向かう程、釣り人の姿は減っていき、10分も歩けば釣り人は私たちだけとなった。メインポイントの混雑が嘘のような光景だ。辿り着いた下流は、小砂利の平場から徐々に大きな岩盤が広がる。下流は釣り人があまり訪れない事もあり、岩盤が非常に滑りやすく足を取られるので注意して頂きたい。 さて、ここから仲間と別れてアユ探しが始まった。 アユの群れは、ハッキリ目視できるものと、そうでないものがある。小砂利底の浅場は比較的発見しやすいものの、アユが止まること無く縦横無尽に泳ぎ廻っているのでオトリを出しても掛かるまで時間が掛かってしまう。オトリを出してみたもののギブアップ! 浅場のアユは諦めて岩盤へ!岩盤を良く見ていると時たまアユがキラキラと苔を喰むのを発見できた!すかさず友人が竿を出すとすぐに1尾目が来た!これは!と思ったのも束の間、その後が続かない。私たちは足を使い拾い釣りをしていく事となった。アユはいるものの釣果は伸びず、期待していた入れ掛かりとはならなかった。
前日の反省を活かし下流へ再チャレンジ!効果覿面!岩盤への追込み釣法!
アユの姿を発見したこともあり、やはり気になる下流域!翌日、私たちは再度下流のアユにチャレンジすべく歩を進めた。今日も30度超えの暑い荒川。2日連続の下流への移動でだいぶ足もきている(笑)。それでも入れ掛かりを求めひたすら歩き続けた!今日は4人で出動!それぞれポイントに別れて竿を出す。 私は落ち込み手前の分流へ!小砂利と岩盤が混ざる川幅の狭い場所だ。ここでは小さめではあるものの、いくつか群れを発見できた。竿を出すと左岸側の岩盤の溝に群れが入った途端!カッツーンと良い当たりが。すぐにオトリ交換し顔をあげるとさっきまで岩盤にいた群れが平場に移動していた。ここの群れアユはじっとすること無く移動が早い!目を離さずにいよう!あともう一つ注意すべき点は根掛かりが多発すること。群れアユを見ると、どうしてもハリスを長く出したくなってしまうが、ハリス短めで根掛かりを回避し、ポイントを潰してしまわぬようにしたい。