「キャベツの芯」は捨てずに料理に!硬い芯が美味しく変身するレシピ。葉より甘みがあって実は美味
3:切らずに煮るだけ!極旨ボリューム満点スープ
最後は、これから秋冬に向けて、心も体もポカポカ温まるスープを。みんな大好きな豚肉×キャベツの最強コンビです。豚肉はしゃぶしゃぶ用肉を使えば、薄いので火の通りがよく、包丁で切る必要もありません。忙しい日でも鍋に入れて煮るだけだから、これならササッと作れそう! ⚫︎豚肉とキャベツのうま塩スープ 【材料】(2人分/調理時間:7分) 『ざく切りキャベツ ダイスカット』・・・1袋 豚バラ薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)・・・100g 木綿豆腐・・・100g [A] 水・・・400ml みりん・・・大さじ1と1/2 酒・・・小さじ2/3 塩・・・小さじ1 和風だし(顆粒タイプ)・・・小さじ1/2 赤唐辛子(輪切り)・・・小さじ1/3 おろしにんにく(チューブタイプ)・・・少量 【作り方】 (1)鍋に[A]と『ざく切りキャベツ ダイスカット』を入れて中火にかける。 (2) 沸騰したら豆腐をスプーンですくって加え、豚肉を広げながら1枚ずつ入れ、弱火にして2~3分ほど煮る。 キャベツの芯の甘味がたっぷり溶け込んだスープは、にんにくが効いていて食べ応え満点。豆腐は切らずにスプーンですくって入れるので、崩し豆腐のような食感もいい感じ。600Wの電子レンジで7分加熱しても同様に作れるので、火を使わずに作ることも可能だそうです。好みで冷蔵庫にある余った野菜を追加してもOK!
「今回は『ざく切りキャベツ ダイスカット』を使用しましたが、もちろん普通のキャベツを芯ごと切って使ってもOK。 包丁&まな板いらずで作れるので、料理が苦手なかたはもちろん、遅く帰った時や疲れている時にもおすすめですよ」と、島本さん。 また、防災士の資格も持つ島本さんいわく、パッケージサラダは冷蔵で3~5日ほど保存できるので、台風などの天候不順の時に備えてあると、防災の視点からも役立つそうです。 目の前で島本さんがパパッと料理を仕上げていく様子は、とっても軽快で、見ているこちらまで楽しくなるほど。さらに試食をしてみて、葉だけでなくキャベツの芯を加えることによって、甘味や食感がプラスされ、より味が複雑になって料理の深みが増すのを感じました。 キャベツの芯って、こんなにおいしく食べられるのだから、捨ててしまうのは本当にもったいない! 島本さんが提案したレシピはどれもとっても簡単なので、これなら無理なく続けられそうです。 各家庭で少し意識を変えるだけで、食品ロスの軽減へと繋がります。ぜひキャベツの芯まで丸ごとおいしく食べ切りましょう! 取材協力/株式会社サラダクラブ
岸綾香