竹内まりや×生田絵梨花が対談。曲が生まれる場所はピアノの前よりも…楽曲制作を語る
生田のツアーライブを観た感想は「学びが多かった」
番組では、生田の楽曲『No one compares』がオンエアされた。楽曲は生田がコロナ禍のステイホーム期間中に初めて作詞・作曲を手掛けたものだ。 竹内:いい曲。初めて作った曲とは思えないよね。「比べられるものはない」というメッセージを伝えたいと思ってコロナ禍でメロディーを探して作ったの? 生田:はい。最初、1曲目は何について書いていいのかわからなかったんですね。それで、ノートに自分が大切に感じていることやものについて書いていこうと思ったら、けっこうネガティブなワードが出たんです。やっぱり比べちゃったりするからかな、という思いからだんだんと繋げていきました。 竹内:このタイトルにするのが素敵だなって思いました。 生田:私は現在全国ツアー中なのですが、先日のLINE CUBE SHIBUYAの公演にまりやさんが来てくださいました! 竹内:ど真ん中で見ましたよ(笑)。 生田:ステージからまりやさんの姿がバッチリと見えていました! 竹内:歌がうまいことやピアノが素敵なことはわかっていたので、それを生で観られた喜びはすごく大きかったです。私が何よりも感動したのは、いくちゃんが、今の思いとかファンをどういう風に大切に思っているとか、ちゃんと自分の言葉で伝えていたこと。素晴らしいなって思いました。 生田:そんなところまで覚えてくださっているんですね。アイドルを10年間やっていたのもあるし、今は独り立ちしてこうして音楽活動ができているのは、やっぱり応援してくださるファンの方がいるからなんですよね。 竹内:本当にそうですよね。 生田:頑張れるのもその方々がいるからですし、それを少しでも言葉にできたらなと思いました。 竹内:すごく伝わったよ。それがあっての『No one compares』だったり、かわいい踊りを披露したり。みんなで楽しくやろうよっていう思いが伝わりました。それは技術、努力に裏打ちされたパフォーマンスがあってさらに光るわけで。私にとってあのライブは学びが多かったです。