竹内まりや×生田絵梨花が対談。曲が生まれる場所はピアノの前よりも…楽曲制作を語る
出雲にはパワースポットが盛りだくさん
続けて、リスナーから寄せられた「神社」に関するメッセージを紹介した。 「私は島根県浜田市に住んでいます。オススメは神社巡りです。出雲大社をはじめ、和歌の誕生地である八重垣神社、日本最古の大社造である神魂神社がおよそ1時間内のドライブで参拝することができます」 竹内:八重垣神社も神魂神社も松江市にあるんですけど、私も大好きな神社です。松江に行くと私も巡りますね。 生田:まりやさんも神社巡りをされるんですね! 竹内:八重垣神社は本殿のうしろに池があるんですけど、占い用紙に10円玉など乗せて沈めるんですね。早く池に落ちたら早く縁結びができたり、素敵な人に巡り会えたりすると言われています。浮かべた紙には「東に良縁がある」といった文字が浮かびあがって、若い女性たちが集まる神社ですね。 生田:ロマンチックですね! 出雲は神々が集う場所と知られているそうですね。 竹内:神無月と言われる旧暦の10月は、出雲では神在月と呼ばれています。全国の神様が出雲に集合して、みなさんの縁結びを会議する期間なんですね。 生田:すごい。パワースポットなんですね。リスナーのみなさんもぜひ島根県に行ってみてください!
新曲『歌を贈ろう』の制作秘話
番組では、竹内の楽曲『歌を贈ろう』をオンエア。楽曲では生田がコーラスとして参加している。 竹内:いくちゃん、『素晴らしき哉、先生!』は本当に素晴らしいドラマだと思う。 生田:ありがとうございます! 竹内:いくちゃんの演技がすごくナチュラルなんですよ。第2話では最後のほうですごく長いセリフを喋っていましたけど、あれってテイク1で撮れるものなの? 生田:実はすっごく重ねました! 10ページぐらいのセリフ量を一発で撮るんですけど、最初は思うように感情がコネクトしなくって。昼の15時ぐらいから夜の20時ぐらいまで繰り返し撮りました。 竹内:本当!? あのシーンは感動しちゃって、泣きましたね。また、いいところでこの曲を流してくれるんですよ(笑)。 生田:そうなんです(笑)! このドラマのいいところでかかるんですよね。 竹内:この曲を書けてよかったなって思ったし、いくちゃんの演じる笹岡りお先生の背中を押してあげられている感じが私もして嬉しい。なおかつ、いくちゃんの声も入って一緒に歌えたし、MVにも出てくださって。ありがとうございます。嬉しかったです。 生田:まりやさんとはドラマがインする前にレコーディングでご一緒させていただきました。そのときに「りお先生を励ますような曲ができたら」とおっしゃってくださって。実際、私も撮影期間中に何度もこの曲を聴いてすごく励みになりました。 竹内:よかったです。監督さんとプロデューサーの方から「もうダメだと思っている方を励ますような歌にしてください」ということをおっしゃって、それで、りお先生を励ます歌にしようと思いました。私、普段曲を書くときってだいたい先にコード進行とかメロを考えて、そのあとに詞を当てはめていくんですね。だけど、今回ははっきりと、りお先生を励ます歌だって決まっていたから、2日ぐらいで書けたんですよ。 生田:ええ~! 早い! 竹内:最後に自分でデモを出したとき、「一緒に歌って」と歌っているから、「LaLaLaLa」以降は主人公である絵梨花ちゃんの声が入ったらいいなと思ったんです。スケジュール的に無理かもしれないと思ったんですけど、頼んでみたらすぐに来てくださったんですよね。 生田:もちろんです! それはもう、飛んでいきます。 竹内:ありがとうございました。三度上をハモってくれているんですよね。 生田:最初は同じメロディーだったんですけど、まりやさんが私の高い声を活かしたいと言ってくださって、急遽一緒に音を録ってくれたんですよね。 竹内:楽しいコラボができました。