平木氏、無投票3選 知夫村長選 「めりはりのある村政運営心がけ」
任期満了に伴う島根県知夫村長選が29日告示され、無所属で現職の平木伴佳氏(66)=2期=以外に立候補の届け出がなく、無投票で3選が決まった。 【知夫村長選】高齢化の島、漁業振興課題 平木氏、移住促進策が不可欠 知夫村長選
平木氏は午前9時半、大江地区の集会所前で住民を前に第一声を上げた。 2期8年を「安心して心豊かに暮らせる村づくりに取り組んできた」として、タクシーの存続、フェリー関連業務を維持させた実績に触れた。若い世代の移住者を定住させる取り組みを継続し「知夫を守り、発展させるためにも各事業に携わる人材を確保できるよう精いっぱい取り組む」と訴えた。 その後、選挙カーで村内全域を遊説して回り、仁夫地区で街頭演説し「めりはりのある村政運営を心がけ、力の限り取り組む」と締めくくった。 午後5時に無投票当選が決まると、自宅で支援者を前に3選を報告し、支援に感謝した。 略歴 全国離島振興協議会理事。知夫村の地域振興課長、会計管理者などを歴任。2016年の村長選で初当選した。大阪経済法科大卒。当選3回。