【UFC】通訳不在も!? 朝倉海はエンターティナー「フライ級を変える」英語でハイテンション
前RIZINバンタム級王者朝倉海(31=ジャパン・トップチーム)が通訳不在も!?、エンターテイナーぶりを存分に発揮した。7日(日本時間8日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催されるUFC310大会に参戦。UFCフライ級王者アレシャンドレ・パントージャ(34=ブラジル)に挑戦(5分5回)する。6日(日本時間7日)、同地で公開計量セレモニーに出席。両者そろって124・5ポンド(約56・47キロ)でクリアした。 朝倉はガッツポーズの後、右手人さし指を天井に突き上げ、好調ぶりをアピール。UFCデイナ・ホワイト社長が制止する中、パントージャと約10秒間のフェースオフ(にらみ合い)を展開し、火花を散らした。 計量セレモニー後、UFCのコメンテーターを務めるジョー・ローガン氏から英語で意気込みを質問されると「通訳をお願いします」と英語で笑いながら返答し、おどけた表情。同氏から「通訳がいないの? なんだよ。じゃあオレが通訳するよ。『オレがヤツを倒すよ…』」と意気込みを代弁されていると、朝倉は「オッケー、オッケー」とマイクを奪った。 朝倉 明日、僕が試合を盛りあげる。僕がUFC王者になる。フライ級を変える。カモン、ベイビー! 最初から最後まで、ハイテンションの英語で一方的に宣言してみせた。 一方、パントージャは対照的に静かに燃えている様子。王者らしいオーラを放ちながら「これはフライ級最高の試合だ。今年はフライ級にとって良い1年だった。この試合でさらに勢いづくはず。朝倉をフィニッシュし、自分が世界一であることを証明する」と余裕の表情。UFC王者VS前RIZIN王者という対決ムードは最高潮に達していた。 なおUFC310大会はU-NEXTでライブ配信される。