【40代・50代におすすめ「五臓ヨガ」】乾燥、シワ、たるみ…更年期の肌トラブルを緩和。美肌を目指そう
40代、50代の更年期に起こりがちな体や心の不調。東洋医学とヨガを掛け合わせた「五臓ヨガ」ではさまざまな不調をやわらげることが可能だ。今回のテーマは肌トラブルの解消。「五臓ヨガ」考案者のSatoshi先生いわく、肌の不調には姿勢の悪さが深くかかわっているそう。美肌に近づけるツボとポーズを教えてもらった。
更年期の肌トラブルに効果的なツボとポーズとは?
更年期に入り、「肌がカサつく」「シワやたるみが気になる」という悩みを抱えている人も多いのでは? 「実は、肌の潤いやハリの低下は、猫背などの不良姿勢と深いかかわりがあります。東洋医学で、肌のコンディションや免疫力を保つために大切だとされているのは、『肺』。『肺』の経絡は、胸から腕の外側を通過し、親指へと流れているため、姿勢が悪いとそこが滞ってしまうことに。今回お伝えするツボやポーズで『肺』の経絡を整えることは、肌の調子だけでなく、体の調子を上げることにもつながりますよ」とSatoshi先生。
■五臓ヨガ【ツボ編】肌トラブル解決に効果的なツボ 「聴宮(ちょうきゅう)」と「列缺(れっけつ)」を刺激する
「肌のコンディションを整えるためにおすすめのツボは、聴宮と列缺です。聴宮は、顔まわりの血行や老廃物排出を促進するほか、耳鳴りや聞こえにくさなどの耳の症状にも効果があるとされています。また、顎関節症の方にも効果的です。列缺は、肌トラブルや顔のむくみの解消のほか、頭部や鼻、喉などの不調改善にもいいといわれています。 どちらも簡単に押せる場所なので、美容のためには、朝、昼、晩いつでも気づいたときに刺激するといいですね」
●ツボ「聴宮」の位置はここ!
耳の穴の前方にあり、口を開けたときにくぼみができるところ。 ツボ「聴宮」の押し方:口を軽く開け、指の先でジワーっと15秒ほど押し続ける。深く呼吸をしながら押し続けよう。「痛気持ちいい」と感じる程度の力加減で行って。時間に余裕があれば、これを15秒×3回行うと、より効果的。 【注意点】:これを行っている間は、呼吸を止めないように。 効能:肌トラブル、耳鳴り、聞こえにくさ、顎関節症など