シニアの会場に廃材アート研究所を発見! 『SDGs』で楽しく“ボトル生物”づくり【きょうのヒトネタ!】
ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「ファンケルクラシック」が行われる裾野カンツリー倶楽部(静岡県)から。 ファンケルの“妖精”がかわいい【写真】 ギャラリーコーナーに白衣を着たスタッフがなにやら作業をしている。ブースの看板には『廃材アート研究所』と書かれていた。「ファンケルさんのボトルをメインにボトル生物の製造をしています」と、裾野市商工会・工業部会(裾野市の廃品、回収を行っている会)と大会主催の株式会社ファンケルのコラボ企画で開かれたワークショップとなっている。 ファンケルの化粧品の使用済み容器と裾野市で収集された廃材を活用し、「子どもたちに『どうやったら泣くのかな~。歩くのかな~』と想像をしてもらいながら、実際に白衣を着てもらい研究員として新しい生物を生み出してもらっています」と、リサイクル品を用いて創造的な活動として『SDGS』(Sustainable Development Goals)を子どもたちに広めていくことが目的。子どもたちは無我夢中でオリジナルのスクラッピーを造っていた。 ボトルにつける木材は材、布はぎれ、ベニヤ板などの材料は裾野市にある8社から寄付がされている。看板は「裾野市の廃材を使っています」と廃材アート研究所ならではの工夫されていた。午前中から子どもたちが集まり、研究所も大賑わいとなっている。(文・高木彩音)