「学び」と「交流」の場として来年2月オープン 瀬戸内町のデジタル拠点施設
【訂正】瀬戸内町の複合施設名に誤りがありました。お詫びして訂正します。 デジタル技術を基盤とした「学び」と「交流」の場として来年2月中旬、鹿児島県瀬戸内町古仁屋(シルバータウン春日1階)に複合施設「ma+chiii(マッチィ)」がオープンする。施設の一部完成に伴い、地域住民へのお披露目を兼ねた「eスポーツ体験会」が今月11~13日に開催される。 同施設は、ICT(情報通信技術)環境の整備やデジタル人材の育成などを目指す、瀬戸内町の「デジタルネットワークラボ整備事業」のデジタル拠点。共同事業体には「GLOCAL(グローカル)」(神奈川県、加藤学代表取締役CEO)が公募型プロポーザルで選ばれた。 施設内には、大型モニターやゲーミングパソコン6台などの設備が整うプレイスペースと人々が交流できるコミュニティースペースが設けられており、▽次世代教育の推進(eスポーツ普及)▽シニア世代の健康促進▽一般向けプログラミングセミナーの実施―などに取り組む。 プレ事業の「eスポーツ体験会」では、午後1~4時は施設を開放し、高性能パソコンでプログラミングや映像制作などを自由に楽しむことができる。午後4~6時は、メタフィクションや音楽ゲームなどのミニマッチに挑戦できる。 GLOCALの小沢彩乃さんは「施設がデジタルにまつわるさまざまな形の〝コミュニケーション〟の中核になることを願う。デジタルが苦手という方も、気負いせず、気軽に立ち寄ってほしい」と来場、参加を呼び掛けている。