ドリフト行為で見物人の高校生がけが 運転手を過失運転致傷で逮捕 沖縄署
沖縄署は11日、沖縄市海邦町にある臨港道路の十字路交差点をドリフト走行でUターンした際、付近で見物していた男子高校生(18)に普通乗用車を衝突させてけがをさせたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で同市の自称内装工の男(26)を逮捕した。「ギャラリーにぶつけたのは間違いない」と容疑を認めているという。高校生は軽傷だった。 【写真】「暴走紫魂」「悪い子ちゃん」などの文字が書かれた車
逮捕容疑は11日午後10時45分ごろ、沖縄市内でドリフト走行した際に男子高校生に車を衝突させ、転倒した高校生に全治不詳の頭部裂傷などのけがを負わせた疑い。 署によると、現場では当時、10台程度の車両が集まって、ドリフト走行をしていた。見物人も20人ほどいたという。 付近道路では夜間の時間帯、「ドリフト族」による暴走行為が頻発しており、周辺住民からも騒音の苦情が寄せられているという。署は付近でのドリフト行為の取り締まりを強化する方針。
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