写真：デ・リフトはアヤックス所属時にテン・ハフ監督のもとでプレーした

マンチェスター・ユナイテッドは現地時間8月13日、バイエルンからオランダ代表DFマタイス・デ・リフトを獲得したと発表した。 【動画｜ハイライト】いよいよシーズン開幕！マンチェスター・C vs マンチェスター・U FA コミュニティ・シールド2024 デ・リフトが恩師であるエリック・テン・ハフ監督との再会を果たした。契約期間は2029年6月までの5年契約に1年間の契約延長オプションが付帯する。また、同選手の背番号は「4」となる。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は500万ユーロのアドオンを含む総額5000万ユーロ（約81億円）だという。 マンチェスター・ユナイテッドは昨シーズン、守備陣に負傷離脱者が相次いでいた。また、プレミアリーグ創設後ではクラブ史上ワーストとなるリーグ戦58失点という不名誉な記録を残しており、守備陣の補強が必須であった。 現在25歳のデ・リフトは名門アヤックスの下部組織出身だ。同クラブでは2016年9月にトップチームデビューを果たした。2017年12月からテン・ハフ監督のもとでプレー。2018－19シーズン、クラブ史上最年少となる19歳で主将を任され、リーグ優勝と国内カップ戦優勝を達成し、リーグ最優秀若手選手に選ばれた。 デ・リフトは2019年7月、ユヴェントスへと移籍して3シーズンをすごし、公式戦通算117試合に出場。2022年7月からバイエルンでプレーし、昨シーズンまでの2シーズンで公式戦通算73試合に出場した。 デ・リフトはクラブ公式サイトを通じて、マンチェスター・ユナイテッドに加入した喜びを語った。 「マンチェスター・ユナイテッドが僕を必要としていると聞いてすぐ、伝統あるクラブで新たな挑戦に臨みたいという熱意が湧いた。そのあと、首脳陣と会話を重ねるうちにクラブが掲げるビジョンと、そのなかで僕が果たすべき役割に強く心をひかれた」 また、恩師テン・ハフ監督のもとで再びプレーすることについて、デ・リフトはこう述べた。 「テン・ハフ監督は、僕のキャリアの土台を作ってくれた人だ。僕の能力を最大限に引き出す方法を知っているし、またテン・ハフ監督のもとでプレーするときが待ち遠しいよ。僕は、トップレベルの成功を収めるために必要なことは知っている。この特別なクラブでも、結果を出し続けるつもりだ」 【訂正】一部記載に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。（8月14日）