オンラインカジノで違法賭博疑い、全国100人超 福井県警が県内男性を書類送検 「400万円負けた」
海外のオンラインカジノサイトで賭博をしたとして、福井県警坂井署と県警生活環境課、サイバー犯罪対策課は12月4日、賭博容疑で福井県坂井市の男性(28)を11月6日に書類送検したと発表した。県警生活環境課によると、「トータルで400万円負けた」と供述している。 書類送検容疑は2023年8月初旬ごろから同年10月下旬ごろまでの間、国内でスマートフォンを使い、カジノサイト「スポーツベットアイオー」に接続し、暗号資産(仮想通貨)を賭けた疑い。無店舗型オンラインカジノの利用客の摘発は県内で初めて。 同課によると、スポーツの勝敗やカードゲームで賭博していた。「(同サイトで)1年半で100万円くらい負け、別のサイトでも300万円くらい負けた」と話しているという。 警視庁の捜査で、オンラインカジノサイトで違法賭博の疑いがある人が全国に約130人いることが分かり、県警が調べていた。
福井新聞社